コケ散歩ついでに公園・山で拾ってきたドングリを植えて、コケと一緒に盆栽を作ろうと思います。
ドングリには色々な種類があり、形・色・帽子の柄・大きさ・葉っぱなどの違いで見分けることができます。
上の写真は左から「シラカシ」「クヌギ」「コナラ」です。
ドングリは簡単!育て方
(空き瓶にドングリを入れてみた)
ドングリを植える季節
ドングリは秋に実をつけますが、最初は緑色で徐々に茶色へと変化していきます。この茶色になった状態が皆さんが記憶しているドングリの姿です。
茶色になった状態のドングリを1月~2月に植えると、まずは地中に根を張ります。春になると芽を出し、すくすくと育っていきます。蒔くのが早すぎても、遅すぎてもいけないようです。
成長して実がなるまでの期間は種類によって異なり、1年のものと2年かかるものなどがあります。
育つドングリ、育たないドングリ
拾ったドングリは全て芽を出すとは限らないので、少し多めに撒き、上手く行ったものだけ植え替える方が確実です。
(拾う場所やタイミングにもよりますが、全く芽が出ないこともあります。)
ドングリの育て方
基本的には土の浅い所に植え(横向き)、適当に水をやっているだけでOKです(あまり乾かないようにすると成功しやすい)。あまり神経質にならなくても、土の上に置いておくだけでも殻が割れてきて、きちんと育つくらい簡単です。
どちらかと言えば、ちゃんと芽が出るものを植えたかどうか、の方が大切になります。
▼こんな感じで大量に撒き、植え替える方法がやりやすい。
(画像出典:手のひらに遊ぶミニ盆栽)
放っておいたら割れてくるドングリ
ドングリを家に放置していたら、割れて根が出てきそうな状態になります。(こういうものはほぼ成功します。)
▼割れてすぐのドングリ
写真は我が家で割れたドングリ。
このまま放っておくと、お尻(帽子と逆)の方から根が出始めますが、土がなければそれ以上は成長できません。
3種類のドングリが同じタイミングで割れたので、とりあえず植えました。
▼かなり適当に植えたドングリ3種
入っているのはエリンギの容器。様子を見たいので半分だけ埋まっています。
底に小さい穴を数カ所あけて水はけを良くし、下に水受けを置いて土の乾燥を防いでいます(腰水)。芽が出たら腰水をやめて、水はけのよい状態にします。
▼横から見た図
開いたペットボトルでも育成中(500ml)。
▼根が張り始めているものを採取して植えました
こちらも底にキリで穴を開けています。
芽が出たらちゃんとした器に植え替え、まきゴケしている苔と一緒に盆栽を作ろうという計画です。
▼売られているシャレオツなドングリ盆栽
NEO GREEN SHOP
ドングリの植え替え
山に生えているコナラやクヌギがそうであるように、落ち葉でフカフカした場所に生えやすいようです。
とはいえ公園にも使われていますよね。そのくらい強いのであまり慎重になる必要はありませんが、植え替えの時は腐葉土などを混ぜるのがオススメです。
庭に植えるの、ちょっと待って!
ドングリは成長するとかなり大きくなり、しっかりと根を張ります。
ドングリが大好きだから毎年自宅で楽しみたい!って人は良いと思いますが、よく考えてから計画的に植えましょう。そうでなければ盆栽などで楽しむのが良いと思います。
周りに散りばめる苔は何が良いか、考え中です。
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