このブログは2015年10月にスタートし、2017年3月まで定期的に更新していました。
私の関心は徐々にブログやサイト運営から離れていき、2024年にSNSとスマホ離れの時期を経て、2025年2月にブログを再開しようと思うに至りました。
今後はプラットフォームを活用する形ではく、シンプルなコードを自分で書いてHPを作りたいと思っています。完成までに時間がかかるので、それまでの繋ぎとしてこのブログを復活させることにしました。
当ブログを立ち上げた経緯
このブログを始めた当時は “個人サイト作成” がネット上で広がりを見せていました。
最新スタイルのホームページを作る、しかも自分のドメインで・・・・。過去にレンタルスペース(魔法のiらんど、無料ブログなど)で遊んできた私にとっては、憧れの実現だったと思います。
Web関係リリースの歴史と時代背景
1990年 世界初のWebページ(The World Wide Web project)
1992年 日本初のHTMLによるwebサイト
1994年 Yahoo!(Yahoo!Japanは1996年から)
1995年 Amazon(日本は2000年から)、MSN
1997年 あめぞう掲示板、楽天市場、Google.com
1999年 2ちゃんねる、魔法のiらんど(2025年3月31日まで)
―――2000年 世界のインターネット普及率6.5%―――
2003年 WordPress、iTunes、はてなダイアリー、ライブドアブログ、Seesaa
2004年 Amebaブログ、FC2、エキサイト
2005年 Youtube (日本は2007年6月から)
2006年 Twitter、ヒカキン投稿開始
2007年 iPhon、Netflix(ストリーミング開始)
2008年 Spotify
2009年 Neverまとめ (2020年で終了)
2010年 Instagram
2014年 Note
2016年 Tik Tok
2015年はまだ企業がWeb情報発信に力を入れておらず、ネット上の情報が今よりずっと乏しかった時期です。”検索してもわからないこと” が多かった。だから、どんなに簡単なことでも、個人が発信することに価値があったようにと思います。個人サイトへのアクセス数も多かったし、めちゃくちゃ稼いでるブロガーやアフィリエイターがたくさんいました。
そしてブログを始めてから数年が経過した頃、インターネット上の情報が飽和してきました。
企業の販売戦略がネット情報に左右されるようになり、強力な企業サイトが増えていきました。それから著作権やフェイクニュースなどの問題が大々的に指摘されるようになり、検索アルゴリズムの影響を受けてキュレーションサイト(Neverまとめなど)や個人サイトが検索表示の順位を下げました。
その頃にはとっくに、私の興味は情報発信から離れていました。
ブログの更新をやめた理由
更新を止めたのは面白くなくなったから。なのですが、これには2つ理由があると思っています。
一つは”アクセス数”を気にしすぎたこと。もう一つは”情報発信”の気持ちが強すぎて、”共有”よりも”教える”ような内容になってしまっていたことです。
これは私だけでなく、当時のサイト系ブログの多くが抱えていた問題だと思います。アルゴリズムがそれを評価していたからそうなった部分もあるのですが、インターネットの大きな魅力の一つである”共有感”がなくなってしまえば楽しさが無くなってしまうのは当然のことだったと思います。
私はしばらくSNSを離れていたので気が付かなかったのですが、この間久しぶりに除いてみたら、当時ブイブイ言わせてた人も、一生懸命発信していた人も、かなりの数の人が離脱してしまったようでした。
サイト系ブログを再開する理由
発信活動をするなら、SNSや無料ブログでもいいのではないか?と思ってあれこれ悩んだのですが、やっぱり自分のサイトで発信したいなと思いました。私にとって、ホームページはもはやWeb上の家のようなものであって、SNSや無料ブログは仮住まいのような感じがして落ち着かないのです。だからプラットフォームに頼らずに自分で構築して、以前よりも力の抜けた内容にしたいと思っています。
とはいえ、ChatBotに頼って勉強しながら作成するしかないくらい私はコードに疎いので、出来上がるまでに多少の時間がかかります。それまでの繋ぎとしてこのブログを一時的に再開させました。
前に書いていたブログはすべて非公開にしようかとも思ったのですが、自分への戒めとして一部残しています。著作権的に微妙なもの、内容がひどすぎるもの、もういらないなと思うものは非公開にしました。
このブログで比較的アクセスが多かった”TVで取り上げられた本”などの読書系のコンテンツは著作権の問題があるので、あとで整理して再投稿したいと思います。
サイト作成以外にもやりたいことはあるので、自分のペースを乱さないように、進めていく所存です。