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第2回むさし府中ビール祭りに行ってみたよ

 

むさし府中ビール祭りの入り口(チケット販売場)

2017年10月7日(土)、『第2回むさし府中ビール祭り』行ってきました(曇り)。

「むさし府中ビール祭り」は東京、埼玉、神奈川のクラフトビールが集結している祭典で、府中駅から徒歩5分ほどの大國魂神社(おおくにたま・じんじゃ)で行われます。

今回、出店していたは19のショップ(製造所?)+食べものでしたが、関東だけでもこんなに美味しいビールがたくさんあるんだなーと非常に関心しました。

それぞれの地元で手作りされた、こっくり味わい深いビール、フルーティで苦いビールがたくさん。秋の入口にピッタリです。

私はクラフトビールが好きですが、マニアというほどでもなく、詳しくもありません。飲むクラフトビールといえば、全国的に有名なものばかり。だからこそ、今回の「ビール祭り」はたくさんの発見があって、楽しむことができたように思います(途中、何を飲めばいいか分からず、ちょっと動揺しましたが)。

なかには「これ、すっごく好き!」と思うようなビールもあって、好きなクラフトビールと出会えるイベントでした。

ビール祭りについて

大國魂神社のどこでやってるの?

大國魂神社の会場マップ(ビール祭りの場所)

地元の人は知ってると思いますが、大國魂神社はそこそこ広い神社です。

ビール祭りは参道の右側で行われています。
時間は11:00~17:00。

ちなみに、大國魂神社でビール祭りをやる理由は、本殿の左側にある「松尾神社」という小さな神社に醸造の神が鎮座しておられるから、とのことです(公式サイトより)。

ビール祭りの会場レポート

入り口、受付けの様子

▼こちら、大國魂神社の入り口(駅側)
大國魂神社の社号標(府中市)

▼入り口には大鳥居があり・・・
大國魂神社の大鳥居(府中市)

▼大鳥居の右奥にビール祭りの受付があります。
大國魂神社のビール祭り会場(府中市)

▼受付でチケットを購入します
むさし府中ビール祭りの受付(チケット販売場)

ビール祭りの料金

  • 前売券…1,800円(入場券+チケット5枚)
  • 当日券…2,000円(入場券+チケット5枚)
  • 追加チケット…1枚300円

チケット1枚でビール150mlと交換可能。

最初は高いと思いましたが、よく考えるとそんなに高くないですね。おいしいクラフトビールは330mlの瓶で500~600円するものが多いですし、今回はサーバーで注いだビールが飲めますし。

会場で飲めるビールは150mlのミニカップが基本ですが、300mlでも注文できました(チケット2枚と交換)。このチケットは300円分の食べものとも交換可能で、400円の食べものの場合は[チケット1枚+100円]です。

▼料金を支払ったら、チケット・会場マップを受け取り、紙の腕輪をつけてもらいます
ビール祭りの会場マップ・チケットなど

会場マップには出店リスト、ビールリスト、トイレの場所などが掲載されていました。

ちなみに、トイレは2ヶ所ありました。今回は1ヶ所だけ場所を確認しましたが、神社の入り口(左側)に交番があり、そこのすぐ奥に公共トイレがありました。全く混んでいませんでした。

ビールと食べものブースの様子

▼お気に入り、所沢ビールのブース
所沢ビールのブース(むさし府中ビール祭り)

がっつり通行人が写ってしまうので、写真は”のれん”だけにしました。

▼所沢ビールは6種類ありました
所沢ビールの種類武蔵府中ビールまつり)

▼所沢ビールの黒ビール・ファラオ(ポーター)を注文
府中ビール祭りのクラフトビール

飲んだ瞬間、スモークの香りがします。スモークの香りってクドくて苦手なものもあるんですが、これは品よくおいしい香りでした。

日本では黒ビールというと「スタウト」が有名ですが、こちらは「ポーター」。製法が違うそうです。

コクも苦味もあるんですが、スタウトほどガツンとこないというか、まったり。でも、しつこくなくて、味わい深かったです。途中で温く(ぬるく)なってもおいしい、不思議なビールでした。飲んでいくうちにクセになりそうな感じです。

▼大人気、三陸(岩手)の牡蠣・ホタテの殻焼きブース
ビール祭りの屋台

とても人気で、1時半過ぎには牡蠣が売り切れ、2時ころにホタテが売り切れていました。

このブースでは岩手のベアレンビールも購入できました。有名な本格クラフトビールですね(ドイツの古い醸造所から移設した設備で作っている)。

▼ホタテの殻焼きをゲット(牡蠣は売り切れ)
府中ビール祭りのホタテ焼き(三陸産)

このホタテとスモーキーな黒ビールが最高にマッチしておいしかったー

▼今回、一番気に入った「VERTERE」のブース
VERTERE(バテレ/奥多摩)のクラフトビールブース

こちら、奥多摩の「VERTERE(バテレ)」さん。旗なし、メニュー看板のみであまり目立たない感じでしたが、私は一番好きでした。特にレッドIPAがめちゃくちゃ好みでした。つまみなし、ビールだけで味わえます。

浅草にもショップができるようですが、奥多摩好きだし、今度飲みに行っちゃおうかなーと思うくらい気に入りました。

▼チキンを焼いているブースもありました
ビール祭りの食べ物

▼食事用の屋根付きのテントもありました
ビール祭りの食事ブース(テント)

食事ブースには簡易的な長テーブルと椅子がありました。座っている人たちの様子を観察すると、グループで陣取りをし、席取り班と買い物班に別れて行動しているようでした。

私は1時過ぎに行ったので、もちろん座ることは不可能。チケットを使い切ったら即退散するつもりだったので良いのですが、座ってがっつり飲みたい人は早めに行かなきゃいけませんね。

行ってみての感想

  • 苦味+フルーティなビールが多い
  • どのビールを飲んでもだいたい美味しい
  • フードが地味め

良かったのは、どのビールを飲んでも外れなく美味しいところ。150mlずつなので、色々な種類を飲んでも酔いすぎることがなくていいですね。純粋に「味」を楽しむことができました。お気に入りのビールはまた飲みたいなと思いましたし、ビールがもっと好きになりました。

改善して欲しいのは、あえて言うなら「フード」かなと。食べものはいろいろあったのですが、本格的なソーセージとか、もっとあって欲しかったです。パックに入った焼きそば、から揚げ、フランクフルトが多かったように思います(行った時間のせいかな??)。ビールがおいしいので、もっと美味しいつまみが食べたいなと思いました。

まだ2回めとのことなので、どんどん変わってくるかもしれませんね。

色々な発見があり、ビールとの出会いがあり、楽しいイベントでした。来年もあったらまた行きたいと思います。お店の人に聞くと好みに合ったビールを教えてくれるし、クラフトビールに詳しくない人でも楽しめると思いますよー。