乾燥した灰ゴケを“屋外(半日光)”と”屋内”で観察しています。
“うん”とも”すん”とも言やぁしねぇ。
1秒たりとも乾くことがないよう、毎日水を足してきました。残念です。
しかし苔先生の時間は、我々人間のような”せわしない”流れかたはしないのです。雄大な時間軸で生きていらっしゃる。
とか考えながら、お盆の憂鬱な時間をゴロゴロころがっていましたところ、ある考えが思い浮かびました。
これ、プルキニエ現象じゃね?
プルキニエ現象は、明るいところでは赤が鮮やかに見え、青が暗く見える。逆に暗い場所では青が鮮やかに見え、赤がドス黒く見える、そういう現象です。
田舎育ちの人は日中よりも明け方の草木の色が鮮やかなこと、知ってる人もいますよね。葉っぱのハリや角度は日中の方がイキイキとしているのに、昼の緑はボヤけて少し濁ってて。逆にトマトの赤の鮮やかなこと。
プルキニエ現象は人の目の働きによる錯覚で、朝の緑が鮮やかなのは植物の性質によるものではないそう。
人は視覚を頼って生きているのに、こんなにも当てにならないのですね。
でも、だからこそ朝の一瞬・夕の一瞬に素晴らしい景色が見える、とも言えそうです。
室内だとほんのり緑の灰ゴケ
前置きが長くなりました。
要は外に置いてる苔が、プルキニエ現象で緑が見えずらくなっているのではないかと思い、室内へ持ってきました。
案の定、ほんのり緑をまとっています。
というか下のスポンジに緑が移ってます。
瓶が茶色で分かりずらいですが、スポンジを外に出して確認したので間違いありません。
ノン変化でした。やはり室外優勢の模様。
つーか、プルキニエ現象は本当に関係あるのか…。「緑がほんのり過ぎた+プルキニエ」って感じでしょうか。
気分が良ければ金宮レモンサワー
緑がいつ発生したのか捉えられなかったのは残念ではありますが、何はともあれ…
苔の緑化を祝って、乾杯!!