顔の脂は恐ろしい。
キレイに洗っても、傷つけないように洗っても、保湿をしても…
時間が経てばベタベタ・ベトベト。涙が出ます。
長年続いたニキビ肌を克服し3年ほど経ちました。
でも、脂でベトベトになる顔や、たまに起こる顔(Uゾーン)の痒み、Tゾーンの赤みは解消されないまま。まだまだ顔が傷んでいるとしか思えません。
そこで、ネットで調べると「水洗顔」と「小麦粉洗顔」に目が止まりました。
脂性肌に「水洗顔」はどうなのか?
「水洗顔」は肌が慣れるまでは悪化(白いニョロニョロがでたり…)するらしい…。しかし、この時期を乗り越えると、肌本来の強さを取り戻せるのが利点。傷んだ肌が回復し、脂浮きも減るとのこと。
しかしどのサイトにも水洗顔(お湯洗顔)でもベトベトする人は、軽く石鹸洗顔をしろと書かれています。
・・・
え!?。
水洗顔を実践!
あーだこーだ言ってもしょうがないので、とにかく試すことにしました。
初めのうちは「朝だけ水洗顔」から試そうと思い、レッツトライ!!
・・・したのですが、まあ、ベットベトですよね(笑)
水じゃダメだわと思い、お湯(37〜40度)洗顔に切り替えましたが、もう、全くダメです。
この状態で化粧なんてできないし!絶対よれるし!!
毎日家にいるとか、近所しか歩かないなら我慢して過ごしますよ。
でも、そんなわけにはいきません。残念ながら、一日で断念しました…。
もう少し皮脂が浮きづらい肌になってから試した方が良さそうです。
『小麦粉洗顔』を選択しました。
小麦粉は、皮脂や汚れを吸着してくれるし、かと言って落とし過ぎない。メイクもパウダーファンデぐらいならちゃんと落とせる、とのことで、小麦粉洗顔に決めました!!
以下、小麦粉洗顔の実践記録です。
2種類の小麦粉クレンジング(洗顔)
- 小麦粉を水で溶いて使う方法。
- 小麦粉をお湯で溶かして練る方法、俗に言う小麦粉シャンプーってやつです。
洗顔もクレンジングも小麦粉一つで済みます。ありがたいなぁ!
その1.小麦粉を水でといて使う方法
作り方
小麦粉ティースプーン1杯を少量の水で溶いて、ドロドロにする。1回で使いきる。
感想
角質をポロポロとるやつ(ジェルとかの)みたいに、小麦粉がポロポロしてくる。
顔の脂や汚れを吸着してるのか、一度流して2回目試してみるとポロポロが激減しました。
化粧はしっかりと落ち、洗い上がりは、モチモチ。
優しい洗い上がりだと思っていた市販のクレンジング+洗顔でも、つっぱっていたんだなぁ、と実感。
気になった点は、ポロポロが顔と摩擦を起こすことで若干肌を痛めるのではないかということ。
髪につかないように気をつけて!!と書いてあったけど、多少ついても私はすぐにちゃんと落とせました。
その2.小麦粉をお湯で溶かして練る方法(小麦粉シャンプーとして使っている人が多い)
作り方
①清潔な鍋に水100ccと小麦粉ティースプーン山盛り1杯を入れ、混ぜながら火にかける。
②ゆっくり混ぜながら加熱していき、ふつふつしてきたら火を弱め、とろみがつくまで続ける。泡立て器だと混ぜやすいけど、木べらでもOK。
③熱がとれたら清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保管。冷めるとゲル状のブルブルに固まる。
感想
ブルブルなので①より扱いやすく、肌にのせやすい。肌全体に均一につけられる。肌の上で優しくクルクルするだけで化粧はしっかり落ちた。洗い上がりはこちらもモチモチ。つっぱりなし。ポロポロがないので肌を痛める心配もない。
お化粧の注意点!
私はパウダーファンデやミネラルファンデのような軽いもと、アイブローとアイカラー、チークを使用しています。
リキッドは他のページの方々も仰っているように、キレイに落としきれない可能性が高く、肌への負担も大きいです。気をつけましょう。
【比較】②の小麦粉シャンプーが良い
肌への当たりが柔らかい気がします。でも、どっち悪くなく、好みで選んで大丈夫そう。
②は加熱して作るのが面倒という人もいるみたいですが、フタ付き容器に入れて冷蔵庫で保管できるので、毎日作らなくても大丈夫です。私は3日で使い切るようにしています。
他のページに”作りおきは1週間以内に”と書かれていますが、私は長いと思いました。
確かに、腐って臭ってくるまでは1週間ぐらいですが、日に日に鮮度は落ちていきます。
洗いあがりの感触も、4日目くらいから下降線を下ります。
肌が敏感な人は特に、鮮度を大事にしましょう!
一回でメイク落ちるの??
落ちます!!
でも、化粧汚れが残ると毛穴が詰まってニキビの原因になるんじゃ…って恐いですよね。
てことで、私は下記のやり方をオススメします。
- 夜(化粧をしている時)⇒小麦粉2回or小麦粉1回+石鹸洗顔1回
- 朝(ノーメイク)⇒小麦粉1回
小麦粉は優しいので、2回やってもモチモチ。大丈夫です。当たり前ですが、顔をこすってはいけません。手が顔に直接当たらないくらい優しく、クルクルと。
慣れてきて大丈夫だと思ったら1回にしたり、汚れが気になる日だけ2回にしたり、調整して下さい。
化粧水などのお手入れは??
「保湿のし過ぎは肌自身の保水力を低下させてしまう」と言われますが、本当にその通りだと思います。
でも、化粧水などの手入れに慣れた肌を本来の姿に戻すのに時間がかかります。
こんなに化粧水に慣れてしまった肌に急に何もしないのは……恐いですよね。
最初は化粧水つけちゃえば良い
小麦粉洗顔は市販のクレンジングや洗顔に比べて明らかにモチモチします。
化粧水をほんの少しつけただけで吸い付くような肌になり、「あ、今まで程いらないな」と思うはずです。そしたら、だんだん減らしていけばいいと思います。
私は最初「化粧水半分+乳液少し」をつけていました。
今は化粧水1/4(ぐらい?)のみです。
冬の保湿は?
落とし過ぎない小麦粉洗顔と言えど、油分のある保湿をしないと乾燥する可能性はあります。
ただ油分が強すぎると毛穴に詰まってニキビの原因になることがあるんですよね。
さっぱりめの軽いものがおすすめです。
少し前に話題になった「ニベア」の青缶ではなく「スキンミルク」が使いやすくておすすめです。
腕や脚の保湿にも使えるので、とっても便利です。
「しっとり」と「さっぱり」があるのでお好みで使い分けて下さい。
私はさっぱり派です。
脂は相変わらず出ていますが、確実に前より減りました。
なにより一番良かったのが、顔の赤みと痒みは明らかになくなったことです。
小麦粉洗顔を始めてからニキビもゼロ。(前は月に1〜2回、1粒くらいは出来ていた)。
クレンジングで肌が傷みやすい人は、パウダーファンデに小麦粉洗顔、有りではないでしょうか(^^)
注意!使わない方が良い人
・小麦粉でアレルギーを起こす可能性のある人
・現在ニキビ肌の人(皮膚科などで治してから試して下さい)
【関連記事】
⇒ニキビ肌に朗報!オルビス・クリアを無料サンプルで試しちゃおう!