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リリー・フランキーの言葉(名言?)連発/SWITCH・インタビュー(×宮沢りえ)

 2015/09/13  

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(出典:ceron.jp)

ざっと一気にいきます。
最後に”りえママ”の言葉も紹介。

リリーフランキーの言葉~仕事編~

◆(映画監督に言われたこと)「君はセリフを覚えてなくて、誤魔化したものにOKが出ても、涼しい顔で楽屋に帰っていく。俳優はもう1回やらせて下さいって言いたがるけど、それでいい」と言われた。(映画『猛獣VS一寸法師』で主演のとき)


人間”責任”て言葉が一番嫌いですからね。


◆俺とかピエール滝さんは蛭子能収の枠。弁当のバランみたいなもん。


◆心中一緒にしてもいいですよ、とか言われたい。物理的にやるかやらないかではなく”ロマンチック”を求めている。心中してもいいですよ、って言われたら頑張れる。


文章を書くのは意外と知力よりも体力。集中力がきれたら寝る。


◆絵を書いている時間はどうでもいい。1枚の絵を瞬発力で書くためには、書く時間より考えている時間が大事、と小さい時絵の先生に言われた。


◆仕事をしている時は、演じる時も、字を書くときも、絵を書くときも楽しいと思ったことはない。女の人で「楽しそうに仕事をしている人が好き」というのを聞くと「この女の人不幸になるだろうな」と思う。仕事はもっと苦しみもがけば良いと思う。同じ職場に「仕事とか楽しまなきゃ嘘ですよ、リリーさん」とか言われたら、お前嫌だ、と思う。でも、そういう奴の方がモテたりする。

リリー・フランキーの言葉~人間編~

◆俺を深読みしてくれる人と、単純にバカだなと思っている人と2通りいる。深読みする人は、俺を尊重してくれている。


◆釣りに言っても、釣り竿をたてていなくなる。という子供だった。


◆夢と目標が混同して語られているから、夢のことがし喋りにくい。


人は弱った時に一番手前の幸せにしがみつこうとする。一番近くにある星は、近いから輝いてい見えるだけで、そういうものほど訝しい。本当に明るい星は、遠くにある暗くて見えない星。でも人は街頭にたかる”ブヨ”のように明るい方に行きがち。だから夢は遠くに合ったほうが良いと思う。

宮沢りえ「リスクを考えずに飛び込んでしまう性格なんですよね」に対し…

◆負け戦(の可能性が高いもの)に飛び込んでいく人は勇ましい。最高でドローだから。女性にしてはめずらしい選択の仕方。男の子は「2つ道があったら険しい方を選べ」とよく教えられたけど、本当は男も女も関係なく、険しい道を選んだほうが幸せなはず。自分が”なだらか”だと思っている道は、その後に「求める」ことしか待っていない。


◆安心とか安定の無責任さを信じた人が次に言う言葉は「裏切られた。」


◆平坦な道が「安定」だと思っている人は、シーソーが釣り合っている(水平な)状態が安定だと勘違いしている。でも本当は、傾きっぱなしの方が安定している。常に0か100で傾いているのが一番安定。


スタンドードになり得ている人は、最初は”アナーキスト”として現れている。スタンダードとして現れている人はすぐにいなくなる。


自我が強い人は挑戦しようとしない。自分の確立した場所を、自分で決めようとする。確立した場所なんてないのに、それを求めて不安になる。先のことは考えない方が良い。その通りにならないから。

りえママ名言

あれこれ騒がれ(世間やマスコミなど)悔しい思いをした時に言われたこと。

「人(他人)はいろいろなことを言う。今吠えたら、同じ立場に行くことになる。いつか彼らが気がつくのを待ちなさい。そして私達が気づく場所へ行けばいい。」

リリー・フランキーおすすめ書籍

『小さなスナック』リリー・フランキー×ナンシー関

今は亡きコラムニスト(消しゴム版画家)、ナンシー関との対話形式。

2人のくだらない会話と、その裏に隠れた鋭さを楽しめる本。
「毒舌」という一言では語れないナンシーの大きさと、やんちゃ且つ冷静な言葉を繰り出すリリーの面白さが見事にマッチング。雑談の王様2人の軽妙なトークをどうぞ。