パーライトだけで二十日大根が育つのか?
という情報がネット上に見当たらなかったのでやってみましたー。
パーライト (Perlite) とは、火山岩として産出されるパーライト原石や珪藻土等を高温で熱処理してできる人工発泡体である。ガラス質の岩石中に含まれる構造水がガス化して発泡する。「真珠石」とも呼ばれる。(Wikipedia)
バーミキュライトで育てている人はたくさんいるんですけどねぇ。バーミキュライトで育つなら何でも育つでしょ、という適当な発想で、適当にやってます。
2016年3月2日、間引き芽を植えました
土植えしたラディッシュの間引きしたものを使いました。(2月23種まき)
お茶パックにパーライトを入れて植えました。
乾燥したパーライトは軽すぎてフワフワと遊ぶので、途中途中で霧吹きで湿らせながらやりました。水を含むとシュワシュワ言いますが、遊びは治まります。
水遣り
パーライトの保水性が心配だったので、ダブダブに腰水した状態にし、乾燥しないように管理しました。(と言っても、毎日水を入れ替えただけです)
パーライトに限たことではありませんが、ちゃんと水を変えないと緑の膜?藻?みたいなのが薄く出ちゃうので初めての人は注意して下さい。
たまにベランダに出して日光に当てたりしましたが、基本は日当たりの良い窓際に放置です。
3月15日(植え替えから約2週間後)の様子
意外と葉っぱが伸びません。
昼間はだいぶ温かくなりましたが、まだ気温が低いせいもあるかもしれません。
元気があるようなので、引き続き毎日水遣りを続けて様子を見ます。
3月30日(植え替えから約1ヶ月後)の様子
あら。こんにちは。
外の気温が上がり始め、ここ1週間で急に膨らみました。
それにしても、葉っぱは相変わらず伸びません・・・。
枚数は増えるんですけどね。本当、植物は難しい。
葉っぱばかりが伸びて根が膨らまないこともあるから、それよりは良いかな。
4月3日(種まきから42日目)収穫しました
これまでの停滞が嘘だったかのようにグングン肥大します。
腰水して常に水がダブダブ状態で育てているので、破裂しちゃいけないと思い2センチくらいで収穫することにしました。(だからって乾燥させても破裂しちゃうしね・・)
さあ、ついに!
と思いきや・・・
最初に引きぬいた一番大きいやつが破裂しておる・・・。
恐る恐る他のやつを引き抜くと・・・
キレイにできました(葉っぱ短い・・・)。
5つ植えて、1つはお陀仏。4つ収穫できました。
間引き芽を使った割によくできました。
ベビーリーフ(自家栽培)とサラダにして食べました。
まだ寒い時期に植えたせいか、辛みがなくジューシーで美味しくできあがりました。
そのまま味噌つけてポリポリ食べられるくらいです。
土植えより早かったです
収穫した日に撮影した土植えの二十日大根です。
パーライトの方が早いなんて、以外でした。
液肥を適当に2回与えました
どのくらい栄養が必要か分からなかったので、身が膨らみ始める前の状態の時に2回ほどハイポネックス(約2000倍に希釈)を与えました。(1週おきぐらいの間隔で)
もともと葉の色が悪かったわけでもなく、液肥を与えたからって葉が成長するわけでもありませんでした。葉の色も良く元気そうだったので、その後は水のみで育てました。
根菜で水だけ栽培ってあり得るの?って感じもするし、2回だけでも効果はあったのではないかと思います。少ない栄養でよく育ってくれました。
パーライトは軽すぎて扱いづらいかと思ったのですが、一度湿ってしまえば問題なく育てられました。根もしっかり絡みます。
まあでも、別にバーミキュライトでいいんでない?とも思いましたが(笑)
ハイポネックスは色んな植物に使える便利な液肥です。野菜、花、何でもOKなので、軽い家庭菜園をやるなら1本あれば重宝します。
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栄養過多で葉を黄色くしてしまわないように、本体に書いてある説明書の通りか、それ以上に薄めて使用します。かなり薄めるので、1本あればしばらーく安泰です。
ハイポニカを使っているブログが多いですが、どちらを使っても大差ないなぁって感じでした。
菜園を始める人はぜひ~