おかずのクッキングのレシピメモです。
今回は土井先生の「万能どんぶりだし」と「親子丼」です。
最近主流の「半熟系?親子丼」ではなく、昔ながらの親子丼を美味しく作る方法を伝授。
ふわっふわ~。でした。
万能どんぶりだし
色々などんぶりに使える万能のどんぶりだしです。
【材料】(4人分)
- 昆布(8cm角)・・・1枚
- 削りがつお・・・10g
- 砂糖・・・大さじ2
- 醤油・・・1/4カップ(50ml)
- みりん・・・1/4カップ(50ml)
- 水・・・1カップ(200ml)
[醤油:みりん:水=1:1:4]⇒この比率が「そうめんだし」になります。
「どんぶりだし」の場合はこれに砂糖をプラスする、と覚えると良いそうです(*´ω`*)
作り方
材料を全て鍋に入れ、ごく弱火でじっくり煮出します。(砂糖も入れちゃうんですって!)
昆布はすぐに出汁がでないので少し時間をかけます。目安としてふっくらとして広がってくるまで。この工程でどんぶりだしの美味しさが決まるので「じっくりと」が大切。
出汁がとれたら清潔なサラシなどでしっかりと絞ります。
キレイに輝くどんぶりだしの完成です。
土井流!昔ながらの親子丼
昔ながらの卵にしっかり火を通すレシピです。
しっかりと火を通すからこそフワフワっとした優しい親子丼になります。
【材料】(1人分)
- どんぶりだし(今回ご紹介しているもの)・・・60cc
- 鶏もも肉・・・60g
- しいたけ・・・1枚
- ごはん・・・どんぶり1杯分
- 卵・・・1個
- 三つ葉・・・1/5束
1、下ごしらえ
鶏もも肉は一口大、しいたけはスライス(干ししいたけの場合は戻しておく)、三つ葉は4~5センチの長さに切っておきます。
卵はしっかりと溶いておきましょう。
2、具材を煮立て、卵を流し込む
小鍋に鶏肉、しいたけ、どんぶりだしを入れて火にかけます。
途中で鶏肉を返ししながら煮立たせます。煮立ったら三つ葉を入れ、卵を流し込みます。
この時点で鶏肉に火が通ってなくてOK(その方が鶏が柔らかく仕上がる)。
箸を伝わせて全体にキレイに行き渡るように入れましょう。
3、蓋をしてごく弱火で火を通す
卵が全部入ったら蓋をしてごく弱火で3分ほど煮ます。
3分経って蓋を開けると、卵がフワっと膨らみます。
モコモコです。
4、器に盛って完成
ご飯を盛った丼に親子丼の具材をのせて完成。鍋を少しゆすって、滑らせるように丼にのせると崩れなくキレイに盛れます。
土井先生が言うことには
テフロン加工の小さいフライパンで作ると鍋に卵がくっつきにくくて良いとのこと。
三つ葉を最後に飾らずに途中で入れる理由ですが、三つ葉が主張しすぎると『卵の優しい色合い』を邪魔してしまう感じがするから、ということです。
今回のレシピはおかずのクッキング203号に掲載されています。
どんぶり好き必見!シンプルで美味しい『どんぶりレシピ』が盛りだくさんでした。手間をかけられない時にも重宝する一冊です。