おかずのクッキング・土井善晴さんの「大根の煮付け」を勝手にアレンジ。
番組では大根とお揚げだけのシンプルなものでしたが、ボリューム感を出すために揚げを「卵巾着」にしました。
これからの季節どんどん美味しくなる大根、色々なレシピで上手に摂取したいですね。
大根と卵巾着の煮付け
材料
分量は番組で紹介されたものをそのまま記しています。
- 大根…1,5kg
- 油揚げ…2枚
- 赤唐辛子…2本
- だし汁…5カップ
- しょう油…大さじ4
- 砂糖…大さじ2
- 卵…4個(アレンジ追加)
作り方
1、下準備:昆布と鰹節で出汁を作っておく
鍋に水6カップと昆布(10cm角1枚)を入れ、弱火でじっくり出汁をとります。煮立つ直前、昆布にぷつぷつ気泡がついたら取り出し、そこへ鰹節(25g)をドサっと投入。そのまま1~2分放置し、布やザルで越したら完了。(いつも量って作らないので、写真は参考程度に)
今回は早煮昆布を使いました。出汁昆布より便利です。結んで一緒に煮てもいいし、後で佃煮にしても美味。
2、下準備:大根を切って面取りをする
いつも家庭用に作る分は面取りはしていませんが、土井先生が「角が立たないように」という意味を仰っていたのを聞いてしまいました・・。やらないと角が立っているような気になってしょうがないので、あえなく面取りを実行。
3、大根を煮ている間に卵巾着を作る
まずは大根と出汁だけで30~40分煮ます(と番組では言っていました)。その間に卵巾着を準備。
半分に切った油揚げを袋状に開き、中に割った卵入れ、爪楊枝でM字型に止めます。卵は一度小皿などに割ってから入れるとやりやすいです。Lサイズだと溢れるかもしれません。止め口が上になるように置いておきましょう。
4、味付けをし、巾着と一緒に煮る
しょう油・砂糖・唐辛子を入れて煮立ったら、巾着を入れるスペースを作り、止め口が上になるように鍋の中にそっと入れます。
写真は分量適当ですが、これよりも煮汁は多いほうが作りやすいかもしれません。鍋も底が広い方がキレイに煮やすいです。
落し蓋をして更に煮ます。味を染み込ませるためにここから30分程煮ても良いし、10~15分程煮て一度火を止めて少し冷ますと味が入りやすいです。食べる前にもう一度温めて下さい。
器に持って完成!
練り辛子を添えてもいいですね。
煮ている時から出汁と大根の良い匂いが漂う、ほっこり優しい美味しさです。
塩見を抑えて出汁をきかせ、汁まで飲めば栄養をまるごと摂取できます。
ビタミンA・ビタミンC・食物繊維が豊富。ビタミンCは熱に弱いので、摂取したい場合は大根おろしがおすすめです。
また消化酵素のアミラーゼが含まれているのでお腹に優しく、免疫力を高めてくれる健康野菜です。
食べ過ぎ・飲み過ぎなどで胃が疲れている時はもちろん、日常的に摂取することで体調をキープするのに役立ってくれます。
大根は1本まるっと買っても、こうやって煮つけて食べればあっという間。
おろしてピリッとさっぱり、サラダでシャキッと、煮物でジュワッと、それぞれの味と食感を楽しんで下さい。