テレビで放送された、おかずのクッキングのレシピです。
土井善晴先生の、ルウを使わない簡単ハヤシライス。
材料もシンプルで、ちょっとしたコツをつかむだけで誰でも簡単に作れますよ(・∀・)
土井善晴のハヤシライス
材料
【4人前】
- 牛肉(薄切り・細切れ)…250g
- 玉ねぎ…2個(約400g)
- バター…30g
- サラダ油…大さじ1/2
- 小麦粉…大さじ4
- ケチャップ…120g
- 赤ワイン…1/2カップ
- 水…3カップ
- 塩…適量
- コショウ…適量
ワインは安いのでも構わないそうですが、コクがあるものを使えばより美味しく作れるとおっしゃっていました。
ご飯の用意もお忘れなく。
ハヤシライスの作り方
全体的なポイントとしては、焦がしながら炒めることで味にコクと深みを出すことです。
こういう作業って一見すると難しそうですが、よく話を聞くと簡単にできそうなことが分かります。
各工程に土井先生が言っていたポイントを書いたので、参考にして下さい(^^)
1、材料を用意。野菜を切って下ごしらえ
材料を全て用意。次に牛肉・玉ねぎを切り、牛肉に塩コショウで下味をつけます。
【ポイント!】
薄切り牛肉は広げずに、まとまった状態のまま大きく切ります。
こんな感じで、土井先生は縦に半分、横に3等分になるように包丁を入れていました。
下味をつける時も肉は広げず、そのまま表面に軽く塩とコショウをふるだけでOK。
皿などに移し、そのまま置いておきます。
玉ねぎは厚めに切ります。(5~7ミリくらいに見えました。)
2、玉ねぎを炒める
バター・サラダ油・玉ねぎを鍋に入れ、焼くように炒めます。
【ポイント!】
強めの火で焦げ目を作りながら、混ぜすぎないように、焼くようにして炒めます。焦げが出来上がりのコクや旨味となります。
3、小麦粉・ケチャップ順番に炒める
玉ねぎに焼色がついたら(完全に火が通ってなくてOK)小麦粉を入れて炒め、ケチャップを一気に投入しケチャップを焦がしながら炒めます。
【ポイント!】
小麦粉は生だとダマになりやすいので、しっかりと炒めましょう。火が入ると混ぜるのが軽くなります。
ケチャップは”鮮やかな赤色”から”渋い赤色”になるように焦がしながらしっかりと炒めます。(旨味アップ!)
炒めたら、ここで一度火を止めます。
4、牛肉にフライパンで焼き色をつける
別のフライパンで牛肉に焼色をつけます。
【ポイント!】
まとまったまま切ってある牛肉を崩さないように、表面にだけ焼色をつけます。
こうすることで焦げ目の香ばしさと旨味を引き出し、中心部の肉がパサつくのを防ぎます。
焼色だけつけば、仲間で火を通さなくてもOK。
5、牛肉・赤ワインを鍋にいれ、合わせて炒める
鍋に牛肉を入れ、再び火にかけて全体を混ぜながら炒め、赤ワインを加えて更に炒めます。
【ポイント!】
ここでも焦げを恐れずに炒めましょう。ビビって焦げをはがしたりしなくて良いそうです。
6、数回に分けて水で伸ばし、煮込む
鍋が熱い状態で水を3回くらいに分けて入れ、約15分煮込みます。
【ポイント!】
水を入れたらゆっくりと乳化させるように混ぜ、沸騰してから次の水を足すとキレイに混ざります。
7、味を整えて完成
味を見ながら塩・コショウで味を整え、器に盛って完成です。
土井先生はここでグリーンピースを投入していました。
おかずのクッキング(雑誌)10・11月号は200号記念。
今も昔も愛される家庭の味が盛りだくさん、重宝するレシピばかりです。気になる人はぜひ(*´ω`*)