かぼちゃは1コまるっと買って、種まで活用できちゃいます。
一つ一つ殻を剥くと、田舎のおばあちゃんになった気分で、心が落ち着きます。
【かぼちゃの種の主な栄養】
- ミネラル(鉄・マグネシウム・亜鉛など)
- タンパク質
- ビタミンB1・B2
- ナイアシン
- 不飽和脂肪酸(リノール酸・オレイン酸など)
これらの栄養による効果は、抗酸化作用、抗炎症作用、身体を温める、体力・免疫力の増強、代謝を上げる、コレステロール値低下…などなど。
かぼちゃの種を干して活用しよう!
まず最初に注意点。スーパーなど市販のかぼちゃは若いうちに収穫した未成熟のものがあるため、必ず実入りが期待できるとは限りません。
実入りの良い種は水に浮くと聞いたので、私はいつもそれで確認しています。
水に浮いたもので身が入ってなかったことは一度もありません。
まずは種を洗って天日干し
”わた”をとって水で洗い流します。ある程度キレイになったら、竹ざるなどに広げて2~3日天日干しして下さい。
乾燥して、種の表面についている透明の薄皮がはがれると思います。
そのまま外で種同士をこするなどして、薄皮は取っちゃいましょう。
種のまま味わってよし!お茶にしても良し!
中身をきれいに取って食用にする方法
よくフライパンで炒ってから殻をむく方法が紹介されていますが、この方法だと殻に実がくっついてキレイに取り出せないことがあります。
なので、私は先に殻から実を取り出し、その後に炒る方法をオススメします。
作り方
取り方です。干した種のフチ半周をハサミなどで落とし、手で殻を開けて中身を取り出します。
その後、フライパンで香ばしい香りがするまで乾煎りします。
火が入ってくると「パチン!」とはじけ飛ぶことがあるので注意して下さい。
塩を振ってつまんだり、料理やお菓子に添えたりします。
冷蔵庫で保管すれば必要な時にいつでも使えます。
お茶にする方法
全部種取りは大変なので、半分はお茶にします。
そば茶やコーン茶のような甘くて香ばしい味わいです。
欲張ってお湯を多くしたら薄くなってしまいましたが、香りと味は絶品です。
作り方
殻がついたままの干した種を、フライパンでじっくりと煎ります。
きつね色になってから、焦げ目がつくかつかないかぐらいまでしっかり煎ると、香ばしくてきれいな色のお茶になります。
お茶を沸かすときは、大さじ1杯でお茶約一杯分です。
お茶パックに入れて、やかんで3分ほど煮だすと美味しく入ります。
最後に…
栄養豊富ですが、種子類は脂質も豊富なので、少しずつ適量食べましょう。
忙しい時に、敢えてこういうことをする。
そういう心のゆとりを持ちたいです。