読んでいるだけで食べ物の楽しみが伝わるエッセイ集、隠れファンが多い平松洋子さんのおススメ本をご紹介(^^)
女優の杏ちゃんがJ-WAVEの「BOOK BAR」で昔(2009年の話ですが…)紹介していたようです。さすが、本好きなだけあって渋いところまで良く知っていますよね。
平松洋子さんてどんな人??
以下、ウィキペディアより
アジアを中心として世界各地を取材し、食文化と暮らし、文芸と作家をテーマに執筆活動を行う。2006年『買えない味』で山田詠美の選考によりドゥマゴ文学賞受賞。2012年『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞受賞。
料理をつくるワクワク、美味しそうなものを見た時の嬉しさ、あれこれ工夫して見る時のドキドキした期待感、そんな感覚が呼び起こされます。
特徴、面白いところ
食べ物に接する時の人の感覚に焦点を当てて描かれています。
例えば、キャベツを手でちぎる時の妙な感覚、こっそりつまみ食いをする時の得も言われぬ幸福感など…
その場面は家庭料理から外の世界の食べ物まで様々で、1冊にたくさん集められています。
普段あまり意識しない感覚をあえて文章で表現したものが、こんなに豊かなものになるのか、と。
文章の上手い下手云々ではなく、筆者の個性や、他にはない独特の感覚を楽しんで頂きたい本たちです。
レシピがついてたり…
最後にレシピが載っていたりもするのですが、シンプルで素材を大事にしたものがほとんど。なにげに基本に忠実という点、も料理好き・食べ物好きの心をつかむのですね。
平松洋子のおすすめ本
平松さんの本は、単行本と文庫で好みが分かれるのでお好みでどうぞ。
古めの本ばっかりで、Kindle版はほとんどありません。
夜中にジャムを煮る
杏ちゃんが押した本。単行本を持っていらっしゃいました。
忙しい日でも、おなかは空く。
大人の味
一生ものの台所道具
あ、テフロンじゃないフライパン買いに行かなくちゃ。
おいしい暮らしのめっけもん
平松洋子の台所
ひさしぶりの海苔弁
本に関するエッセイ集
本の花
野蛮な読書
まとめ
料理が好き、食べるの楽しい、美味しいって幸せ!!って人は男女関係なく楽しめると思います。
新しいのより古いほうが良い味出てるかも、です。