スーパーや八百屋に売っているセリは、食べた後に再び育てて収穫できます。
日本原産とされている数少ない食用植物で、非常に栽培しやすい野菜です。ウィキペディアによると、ウド・ヤマイモ・フキ・ミツバ・ワサビなども日本原産だそう。
今回は白い根っこが7~8センチぐらいついているものを植えました。水をはったコップに根をつけて育てる方法もあるのですが、毎日水を入れ替えたり、藻がでないように注意したりするのが面倒なので、今回はプランターの土に植えちゃいました。
元肥を混ぜた土に植えて水を与えるだけなので本当に簡単なのですが、いちおう経過を写真に収めましたよ。
植えるまでの手順
まず、セリの根っこをコップなどに入れ、1日ほど水につけておきます。
どんな植物でもそうですが、根が切れたものをそのまま土に植えると水の吸収がスムーズにできないので、しっかりと水を吸わせてから植えたほうが上手くいきます。
1日水につけたものを、土に植えて2日経過しました。するとこんな状態に。
▼2016/3/29の様子
セリは水をたっぷり与えたほうがよく伸びます。
今回は日当たりの良い室内で育てていますが、暑くなる前だったので虫の発生もありません。
植えてから7日目の様子
1週間が経過しました。
▼2016/4/3の様子
早いものはもう長く伸び初めています。
近づいてみると、脇芽がたくさん出ているのが分かります。
▼アップ
植えてから19日目の様子
前回の写真から12日経過しました。
▼2016/4/15の様子
まだまだ脇芽は出てきます。
▼アップ
植えてから3週間たった頃、1度収穫しました
葉が増えてワサワサしていたので、丈が長いものだけ1度収穫しました。
写真を撮りそこねたのですが、料理の写真だけ取ってありました。
セリの風味を活かすためにこんな料理を作ってみました。
▼ツナとセリの春雨サラダ
パクチーや海老、レモングラスの入った「ヤムウンセン(タイの春雨サラダ)」を和風にアレンジしました。玉ねぎ・おろし生姜・醤油・お酢を使って味付け。見た目が地味でしたね。美味しかったのでまあ良しとします。
肝心のセリですが、まだまだ脇芽が止まらないので、水やりを続けます。
植えてから1ヶ月と1週間経った頃の写真
途中で2度ほど味噌汁の彩りに拝借しましたが、順調に育っています。
この後は切ったり伸びたりのくり返しなので、写真はこれで最後になります。
▼2016/5/5の様子
最初は上に伸びていましたが、今は横にばかり伸びます。
枝分かれが激しく、横から細い茎が出てくる感じです。
茎の色や伸び方が古めかしいというか懐かしいというか、渋い感じで、さすが山菜の仲間ですね。
暖かくなってきたので室内だと虫の発生が心配。
ベランダは他の菜園でいっぱいなので、写真から5日後に全て刈りました。
作った料理の写真はないですが、玉ねぎと桜えびと一緒にかき揚げをつくりました。
クセのある野菜の天ぷらは最高に旨い!暑くなってきたのでビールと一緒だと最高ですね。
毎朝1回、水をたっぷり与えているだけでグングン育ちます。
他の野菜の再生より楽ですし、ちょっと色味に使えて便利なので是非試してみて下さい。
おすすめの土&プランター
近くにホームセンターがない場合はネットショッピングが便利ですね。
水でふくらむ野菜の土
とてもコンパクトで、保管に便利な「水でふくらむ土」。4ブロックにわかれているので、使いたい分だけ使用することができます。(3.7リットル×4個)
ココヤシの繊維を原料に使っているので、とても軽くて土が混ぜやすく清潔。初心者や小さな栽培をする人に向いています。吸水・排水に優れており、水やりの加減がとっても楽な扱いやすい土です。使用後は燃えるゴミに出しても、新しい土などとブレンドして再利用してもOK。
小さめのプランターで少しずつ栽培したい人におすすめです。
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アイリスオーヤマ ベジタブルプランター
現在AMAZONで1位を獲得しているプランター。シンプルな分、植物の美しさがよく映えます。幅は48cmと68cmの2種類。色は「テラコッタブラウン」と「ベジタブルグリーン」の2色です。
深さもあるので、根を真っ直ぐ下に伸ばしたい野菜も育てやすいです。横長なので場所を取らず、ちょっとした家庭菜園におすすめ。
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アイリスオーヤマ・ライズボールプランター
35.5 x 35.5 x 17.4 cm、容量10㍑の丸型プランター(すのこ付き)。色はセサミグレー・ハーブグリーン・マスタードイエロー・レッドベリーの4色。部屋の角やベランダなど、ちょっとした栽培がおしゃれに見えます。