おかずのクッキング。先生は植松良枝さん。
東京近郊で野菜の自家栽培をしており、土から感じ取ったダイナミックな料理に定評があります。
植松さんのレシピ本とかも材料がシンプルで好きなんですよね(*´ω`*)
今回は金時豆の下茹でと便利な保存方法。
その金時豆を使ったレシピを紹介してくださいました。
金時豆の下茹で&保存方法
今回は北海道産の金時豆を250g使用です。
1、サッと洗い、水で戻す
ホコリ等を落とすために軽く水で洗い、豆の3倍程度の水で戻します。
目安は常温で8時間。
時間短縮したい場合は、ぬるま湯で4時間。
2、戻し汁ごと煮る
金時豆を戻し汁ごと鍋に入れ、沸騰するまでは強火で加熱し、沸騰したらアクを取り除きます。
その後は豆が茹で汁から出ないように、水を足しながら弱火で約1時間ほど煮ます。
戻し汁ごと使う理由は金時豆のアクが少ないことと、色が水に移るので汁ごと使った方が色がキレイに仕上がります。
3、小分けにして保存
豆が煮えたら粗熱をとり、ジップロックなどの保存袋に小分けにして冷凍します。
ポイントは茹で汁も一緒に入れること。豆のパサつきを防いでいつでも美味しく使うことができます。
解凍する方法
凍ったまま鍋にかけ、弱火でじっくりと戻して下さい。
金時豆とほうれん草のバター煮
植松さんが以前スペインに行った時、ひよこ豆とほうれん草の煮たものが美味しかったのだそう。
今回は金時豆で再現してくれています。
材料
- 金時豆…1カップ(約150g)(茹で汁含)
- ほうれん草…一束
- 無塩バター…20g
- 塩…小さじ1/3
- オリーブオイル…適量
有塩バターの場合は塩味を減らして調整して下さい。
1、下準備
2、蒸し煮にする
厚手の鍋にほうれん草、金時豆(汁気をきる)、バター(4~5等分に散らす)、塩の順に入れ、強火で1分ほど蒸し煮にします。
3、返して更に蒸し煮にする
フタをあけ、上と下を返すようにサッと混ぜ、焦げ付かないように金時豆の汁を少々入れます。
再び蓋をして、汁気が飛ぶまで強火で1~2分加熱します。
4、器に盛って完成
フタを開け、汁気がほとんど飛んだら器に盛ります。
鮮やかな緑からくすんだ緑に変わったら良い頃合い。
オリーブオイルをたっぷりかけて完成です。
ポイント!
シャキシャキではなく、クタっとしたほうれん草と豆の食感を楽しみます。
厚手の鍋を使った方が焦げ付きにくいようです。
薄手の鍋はすぐに焦げるので、最初に豆の茹で汁を少し入れると良いかもしれません。
焼いた魚や肉の付け合せにピッタリ、だそうです(・∀・)
金時豆っていんげん豆なんですよねぇ。
脂質が少なく、タンパク質と糖質がほとんどなヘルシー豆です。
栄養はビタミンB1、カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛などのミネラル、食物繊維が豊富。疲労回復・精神安定・便秘などに効果が期待されます。また金時豆に含まれるアミノ酸「リジン」の効果でカルシウムの吸収効率アップです。
寒い冬、スープや煮込み料理など、たくさん活用できる豆料理。
一度に煮て冷凍して、便利に美味しく食べましょう!
冬に重宝する煮込み料理がたくさん。材料が少なくてシンプルだから、たくさん使えます(^^)
考えるの面倒だなーって時にペラっとめくると良いのが見つかる本です。
これで2回分。冬に使い切れる量が調度良く、送料無料で美味しかったです(^^)