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「ドラえもん」のおすすめ映画5選。大山のぶ代編。

 2015/10/08  

dora
(出典:matome.naver.jp)

ドラえもんが好きすぎて全て10回以上見たので、おすすめ映画を紹介します。

初代の声優、大山のぶ代さん時代の作品から選びました。

ちなみに、ストーリーの展開や事件性よりも、細かい言葉遣いや、ドラえもんらしさが出ている作品が好きなので、そういったものを上位にしているかもしれません。

ドラえもんおすすめ映画5選

1、のび太の日本誕生


映画ドラえもんの10週年記念作品。ドラえもん映画史上最大の観客動員数を記録した作品であり、未だ破られていない。(興行収入に関しては藤子F不二雄の存命時はこの作品がトップ。現在記録は打ち破られている)

藤子F不二雄の追悼の際は、本作がテレビ放映された。
ラストシーンにおけるドラえもんの「いつでも会えるから」というセリフと、のび太の「きっと会いに行くからね!」と涙を流して言うセリフに、藤子不二雄との別れを重ねたファンも多かったのではないだろうか。本作はラストシーンの歌の評価も非常に高い。

ストーリー:いつもの暮らしが嫌になり、家出を決心したのび太。立て続けにジャイアンやスネ夫たちも家出をしてしまう。行き場を探すのび太たちだが、いつもの空き地や裏山も誰かの所有地。「世界のどこにも持ち主のない土地なんて無い」と気がつく。のび太のアイディアで人間が誕生する前の時代へ行き、自然を満喫していた5人だったのだが…

何気ない言葉のやり取りに遊びのきいたセリフが多く、のび太らしい優しさを感じるシーンも随所に出てくる作品。また、武田鉄矢が歌を担当することが多かったドラえもん映画だが、本作では西田敏行が歌を担当しており(作詞は武田鉄矢)、優しさのある歌声とラストシーンのマッチングに涙ドバー。

初期のドラえもん映画の集大成とも言うべき名作。
他の作品はストーリー性が強く、忘れた頃にならないと見られないが、この作品だけは何回でも見てしまう。

2、のび太の大魔境


映画ドラえもんの3作目。
ストーリー:ある日、目の前に現れた白い犬を買うことになったのび太。のび太たち5人と白い犬は、アフリカにある秘境の地へ勇気を試す冒険の旅に出るのだが…その秘境の謎とは?そして白い犬の正体とは?

謎めいた白い犬のキャラクター性、ドラえもん映画らしいのび太たちの冒険心、最後までドラえもんの道具によって展開していくストーリーと、非常にバランスの良い名作。映画で良い人になりがちなジャイアンのキャラクターも、本作ではジャイアンの葛藤と共に程よく描かれている。

武田鉄矢の歌う曲の歌詞と、あるシーンが見事なマッチングをしている。

3、のび太とアニマル惑星(プラネット)


映画シリーズの11作品目。
ストーリー:ある夜、寝ぼけたのび太は、不思議な”もや”中にふらふら誘い込まれるように入っていく。そこでのび太は人間のように喋る動物を見るという不思議な体験をする。夢に違いないと思っていたのび太だが、果たしてその動物は実在するのか?そしてのび太たちが戦うことになる秘密犯罪結社の正体とは…?

のび太たち5人を動物に例えたら何になるか?その動物姿でストーリーが進むユーモア性と、のび太が一人で秘密犯罪結社に潜入するというドキドキするシーンが面白い。動物社会と人間社会を対比させることで、人間社会の問題点を問いかけるような作品になっている。

4、のび太の魔界大冒険


映画5作品目。
ストーリー:もしもボックスで魔法が使える世界を作ったのび太。しかし夢見たような憧れの世界とは程遠く、うまくいかないことや、不思議なことばかりが起きる。元の世界に戻そうと思ったのび太だが、もしもボックスはママに捨てられてしまっていた。果たして魔法の世界で起こる問題と、のび太たちの戦いとは…

魔法の力で起こる現象と、ドラえもんの道具との対比が面白く、不思議なことがどんどん起きて展開していく。特に、のび太とドラえもんが2人揃って動けなくなる非常事態では、見てるこっちが「おい、どうすんだよ」とドキドキしながら見られる。魔法を夢の世界ではなく、現実的に描いた点は面白さを増しているし、ドラミの登場シーンも盛り込んで、お腹いっぱいになる作品になっている。

5、のび太と竜の騎士


映画シリーズ8作目。
ストーリー:恐竜が生き残っていると主張するのび太と、それをバカにするスネ夫。ある日0点のテストを隠すために地下に秘密基地を作ったのび太だが、そこへ一緒に来たスネ夫が行方不明になってしまう。スネ夫を探しに地下基地から冒険に出たのび太たちはどうなるのか、果たして恐竜は本当に絶滅したのか…?

メンバーの一人が行方不明になって探しに行くパターンの初めての作品。また、過去へのタイムスリップや宇宙へ冒険にいくことの多い藤子F不二雄の映画作品の中で、地下世界への冒険は「海底鬼岩城」に続いて2作品目であり、これで最後となる。
恐竜のキャラクターは可愛らしさが感じられない絵で描かれているが、恐竜という少年の心を揺さぶるテーマと、不思議な地下世界、そして最後まで展開されるストーリーに面白さがある作品。

まとめ

他には「パラレル西遊記」「ドラビアンナイト」がキャラクターにインパクトがあって面白いし、「のび太の恐竜」「海底鬼岩城」も好きな作品です。でも、結局全部好きなんですけどね(^_^;)

nobi
(出典:prcm.jp)