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林修・世界の名著(BS)/第16回〜第20回まとめ~姜尚中・厚切りジェイソンが出演~

 2015/10/10  

8(photo by Thomas Leuthard)

引き続き、『林修・世界の名著』で放送された本をご紹介します。

読みたい名著に出逢えますように。

【全放送の一覧はこちら】
「林修・世界の名著」本・ゲスト、全放送まとめ

第16回「こころ」夏目漱石(ゲスト:姜尚中)


番組で紹介されたのは岩波文庫のものです↑↑

内容が面白かったので単独記事書きました(⇒夏目漱石『こころ』)

第17回「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェル(ゲスト:吉川美代子)


・吉川美代子はアナウンサー、ニュースキャスター
・マーガレット・ミッチェル(1900~1949年)はアメリカの小説家

飲酒運転事故に巻き込まれ、50年生きること無く死を迎えたマーガレットミッチェル。本来小説家ではなかった彼女だが、骨折で寝たきりの生活を送っていた時に書かれた物語とされている。出版なんて大それたことはできないと言っていたが、出版社の「大ベストセラーになるに違いない」という熱意のもと完成された作品。

以下、Wikipediaより内容を抜粋。

主人公のスカーレットは、裕福な家柄に生まれ、男性を捕まえたら離さない美貌の持ち主。気の強さと計算高さを持ち、自己中心的な性質を持つ女性でもある。そんなスカーレットの特異な性格と共に、恋、結婚、離婚、情熱、絶望など色濃い人生を描いていく。題名は南北戦争という「風」と共に、当時絶頂にあったアメリカ南部白人たちの貴族文化社会が消え「去った」事を意味し、その時代背景も物語の中にに多く書かれている。

第18回「国盗り物語」司馬遼太郎(ゲスト:鈴木おさむ)


1~4巻セット⇒国盗り物語(一~四) 合本版

第19回「罪と罰」ドストエフスキー(ゲスト:厚切りジェイソン)


下巻はこちら⇒罪と罰〈下〉 (新潮文庫)
番組で使われたのは新潮文庫のものです↑↑

放送内容が面白かったので、まとめた記事を書きました⇒『罪と罰』(ドストエフスキー)の魅力

第20回「蝉しぐれ」藤沢周平(ゲスト:新見正則)


番組で使用されたのは文春文庫でした↑↑

・新見正則は医学博士

・藤沢周平は昭和の小説家。山形県出身。江戸時代の市民階級を生きた人々の姿、悲しみや人間関係を描いた時代小説を多く残しています。

蝉しぐれはドラマや映画にもなっている、昭和の名作の1つです。

Wikipediaよりあらすじ。

海坂藩(作者創造による架空の藩。庄内藩がモデルとされる)を舞台に、政変に巻きこまれて父を失い、家禄を減らされた少年牧文四郎の成長を描く。小説の冒頭で文四郎は15歳。市中の剣術道場と学塾に通い、ひとつ年上の小和田逸平や同い年の島崎与之助と仲がよく、また隣家の娘ふくに不思議と心を引かれ、すこしずつ大人になりつつある年頃である。平凡な日々がおだやかに過ぎてゆくなかで、お世継ぎをめぐる政争が表面化し、これに関与していた養父助左衛門は切腹を命ぜられる。

【全放送の一覧はこちら】
「林修・世界の名著」本・ゲスト、全放送まとめ